久々の投稿になってしまいました(‘◇’)
私の大学では「4学期・クオーター制」という制度を取っていて(全国的に2学期から移行中?)
今月から3回生3学期の始まりでした!
なんとまあ10月11月が忙しいこと泣
週2日で実験があるので、それなりの実験レポートを書かなければなりませんし、
加えて今年の夏に参加した海外インターンプログラムの事後研修が東京にてあったために土日がつぶれるなど、
なかなかハードな10月を過ごしてきました。
そのため、当ブログの更新も滞ってしまったという次第です!
(事後研修についてはまた後日)
ですが忙しい中でも「読書」の習慣は崩していません!
そして今回は、「伝え方が9割」という本を紹介したいと思います。
「伝え方が9割」
早速本のタイトルを目次にしてしまいました。
この本は、「モノの伝え方で結果が変わってしまう」という問題に関して、
現役コピーライターの佐々木圭一さんが、「イエスがもらえる伝え方」のハウツーを凝縮した一冊です!
佐々木圭一さんは、学生時代まで「文章を使って相手にモノを伝える」という事に対してすごく苦手意識を持っておられたのですが、
どういう風の吹き回しか、コピーライターという職業に就くことになりました。
コピーライターとは、企業が売り出す商品を宣伝するためのキャッチコピーなどを作成する職種のこと
例えばある商品を売り出すときに、ただ商品を置いておけば勝手に売れていく…というのが楽ですが、そうではありませんよね?
CMにしても広告にしても、顧客が目にしやすい・頭に残りやすい「フレーズ」「キャッチコピー」で商品に気を惹かせる必要があります。
ベトナムのインターンで学んだことですが、「お客は商品を2度評価する」そうです。
で、そのキャッチコピーを考える仕事を任されているのがコピーライターです。(ざっくり!)
モノを伝えることが苦手だった佐々木さんは、試行錯誤する日々の中で、「伝え方には技術がある」という事に気づき、
具体的にどんな技術があるのか?日常で活かせるのか?実用的なのか?
それらを体系的にまとめたのがこの1冊になります!
佐々木さんはこの技術を「レシピ」と呼んでいます。
伝え方が結果が変わるって!?
モノの伝え方で結果が変わる。
それは「ノーをイエスに変える」ということです。
- 来週デート行きませんか?
- この本を貸してもらってもいいですか?
- ここに自転車を置かないでください
- 提出期限を延ばしてもらってもいいですか?
一種の「頼み事」に近いようなことを相手に伝える場面って多々ありますよね。
でも頼みごとがいつも通るとは限りません!
特に気になる異性をデートに誘う時って断られる想像が容易につきますし、自転車をここにおいてはダメっていう看板を立てたところでそこに止める人がいなくなることはほぼありません。
それはつまり「ノー」という返事の他ありません。
あなたの伝え方では相手を動かすことができなかったのです。
もっと大きい話で行けば、例えば就職活動だったりお見合いだったり大きなプロジェクトの提案だったり。
あなたが思っている以上に「モノを伝える」ということを実践している場面は多いのです。
そしてその結果は、「伝えたいモノの事実」よりも「伝え方のインパクト」に左右されるとのことです!!
いくら就活で自分を語ろうと、相手の心に伝わらなければ相手の答えはノーです!
タイトル「伝え方が9割」というのは、「使う言葉・伝える技術が相手の心を動かす鍵の9割を握っている」ということです。
でも、使う言葉なんてセンスなんじゃないの??
確かに普段話す言葉には個性が反映されやすいです。
キャッチコピーを思いつきやすい人、思いつきにくい人がいるのも確かです。
「結局、使う言葉なんて人それぞれで、技術うんぬんも生まれ持ったセンスでしょ?」
そう思ったあなたにこそ読んで欲しい!
『事件は会議室で起きてるんじゃない! 現場で起きているんだ!!』 by踊る大捜査線
このフレーズには、佐々木さんのいう伝え方の技術が使われています。
しかも一つではなく複数個です。
このことを本で知っていると、「何か重要なことを伝える・頼む時により効果的に相手に伝える言葉を自分で選べる」ようになります!
効果的というのは、簡単に言えば相手からイエスという返事をもらえるようになるということです。
- デートに誘う → OK!
- 本を貸して欲しい → どうぞどうぞ!
- 自転車を置かないで → 別のところに止めようか。
- 締め切りを延長してほしい → うーん、まあ大目に見ようか。
これは頼む時に土下座をするわけではありません。お金を配るわけでもありません。
先ほども言いましたが「伝え方」がカギを握っているのです!
この伝え方を知って、これから先自分の頼み事がバンバン通るようになったら…人生変わると思いませんか??(大袈裟)
この本を読んだら、二度と「デートに行きませんか?」なんて言葉は使わなくなると思いますよ?高確率で断られますもん。
いや、悪用をするとかではなくて、人生生きやすくなると思うのです!
また、自分の感動を他人と共有することもできます。
「あ~この映画めっちゃおもしろかった!」という気持ちを友達に「面白かったよ!」って言っても感動は伝わりづらいですよね?
そうなると自分も少し寂しい気持ちに…なるよね?(*_ _)
100%イエスになるってわけではない!
この本にも書いてありますが、全てを実践したから相手に全て伝わり、いつ何時もイエスという返事が返ってくるという保証はありません。
あくまで「イエスという返事をもらえやすくなる」ということに過ぎません!
ですが、はなからノーという返事を少しでもイエスという返事に変えることができたなら!
それはもうドラえもんのひみつ道具レベルのスキルでしょう。
私はこの本から、「言葉の選び方レシピ」を受け取っただけです。今は。
毎日自分でこのレシピを実践することで、自然と自分のスキルになる。
あなたにもこのレシピを読んでほしい。
ほら!大事なのは「センス」ではなく「技術」ですよ!