リューです!
全国の大学生でアルバイトをしている大学生の割合はおよそ7割という調査結果があります。
みなさんはいかがですか?

アルバイトをする意義
一口にアルバイトと言っても種類は実に様々。
居酒屋に塾講師に日雇いの短期バイト、ラジオ作成のスタッフバイトをしていた友達もいました。
業務内容もアルバイト先によって様々ですが、アルバイトをする理由に関していうと、ほぼ大多数の人が共通点を持っているように感じます。
「お金が欲しい!!!(あるいは必要)」
私の友達もほぼ間違いなく上記の理由のもとで、(もはや呪文といってもいいかもしれませんが)バイトに精を出しています。
私も大学生になってからアルバイトをしていましたし、今もしています。
ですが、頻度は大学1年2年の時に比べるとかなーり減らしました!
大学が忙しくなったから、みたいなよくある理由ではなく、「大学生活をアルバイトに費やす」ということが少し恐ろしくなったからです。
しかし今でもアルバイトに従事している理由は、お金が欲しいという他ありません。
もちろん3年生になってからは貰えるお金はDOWNしました。ですが、そこまで辛いという訳はないです。
アルバイトをするうえでお金より大切なモノを得られたと感じているからです。
アルバイトで得られたもの
私はこれまでに
- 塾講師(2カ所)
- 通信教育会社直営店舗スタッフ
- 同上学習アドバイザー
でアルバイトを行ってきました。
塾講師は特に説明不要だと思うのですが、下2つについては、自分でも少し特殊なアルバイトを経験できたと思っています。
「お金」という要素抜きで「アルバイトを通して得たもの」を書いていこうと思います。
自分の得手不得手がザックリ分かった。
通信会社店舗スタッフとしてアルバイトをしていた時は、かなり精神的にしんどかったです。
業務は主に店舗作業で、他には接客、イベントの司会、時には近くの学校に出向き学童対象のイベントも仕切ったことがありました。
同じアルバイターの人は大学生だったり主婦さんだったり。本社から正社員が同じシフトで勤務することは必須でした。
決してその社員さんが怖かったという訳ではなくて、業務の中で「私は接客が不得意である。」という事を痛感したからです。

もうめちゃくちゃ接客辛かったです。
飲食店やコンビニ店員のようにおおまかなテンプレートがあるわけではなかった(性質上作りようがなかった)ので、お客様が来るたびにビクビクしていたのを今でも覚えています。
社員さんは優しくて、接客だったり店舗運営だったり社会人のルールだったり、本当にたくさんことを教えてくださいました!
接客のデモンストレーションなども何回もしてくれました。
失敗しても手を差し伸べてくれました。
自分は学生でありアルバイト。決してそんな温室に身を置き甘んじていたつもりは毛頭ありませんでした。
自分の非力さを痛感したし、社会人としての力量を目の前で目にすることができました。
将来自分はどこそかの営業職に就くかもしれません。それは分かりませんが。
そんな不安からか、自分にとっての気休めかもしれませんが、敬語等のマナーを勉強しようと思って秘書検定2級を受験して合格証書を受け取りました。
検定を受けて何よりも得たのは、「自信」でした。
お客様と接することにも、以前に比べて苦に感じなくなっていました。
このアルバイトを通して、「自分の苦手なこと」と「苦手なことを克服しようと何か行動に移せた」という2つのことを経験できたと感じています。
本当にこのことが一番の収穫だと自分では思っています。
塾講師の経験は、元来私は誰かに何かを教えることが好きだったので、改めて自分は教えることが得意だなと感じました(笑)
あと、「相手によって説明の仕方を変えることの必要性」を経験しました。
指導している中学生がバスケ部ならバスケに例えて勉強を説明するようにしたし、趣味があればその趣味を例え話にして教えていくときもありました。
また、中学生にとって塾の先生というのは少し怖い気持ちを抱えているんじゃないかなーと私は思っていました。
上の兄弟がいる方は分かると思うのですが、お兄ちゃんやお姉ちゃんに勉強内容を質問でするのってあまり気が進まない気がしませんか?
それと似た類で、意外と生徒は塾の先生に遠慮しているというか心を開き切っていないというか…私の思い込みだったのかもしれませんが。
そのわだかまりのようなフワフワした壁があったら、この生徒は聞きたいことも聞いてこれないのではないかと思って、できる限り生徒のプロフィールを覚えるように努めました。
部活はもちろんのこと、中学校の行事、趣味、旅行などなど、気軽に話せるような話題は生徒ごとに把握していました。
当時の塾の中で、生徒たちと一番距離が近かったのは講師の中で自分じゃないのかなと思えるくらい生徒と会話を交わしていました。
だからか分かりませんが、生徒側からも多くの質問を受けられるようになりました。
少しは彼らの成績向上に携われたかな?
塾講師でやっぱり自分は教えることが好きだということが分かったし、「自分の好きなことを追求することの楽しさ」を経験できたと思います。
少し幅の広い友人知人を得た。
同じアルバイトをしていたという事で、大学学部学科外での友人を得られたことも自分にとっては喜ばしいことだったと思います。
また、通信会社直営店舗でのアルバイトでは、社会人との繋がり・大人との繋がりも生まれました。
お酒の場での振る舞い(ちゃんと私は成人していました。)社会人としての振る舞い、実に様々なことを教えていただきました。
もしこのアルバイトをしていなかったら会えていないだろうと思うと、アルバイトをしていて本当に良かったな、お金以上に大切なモノを得れたなと思います。
アルバイトのおかげでかけがえのないモノを得たのは事実
今では、色々あって店舗スタッフを卒業し(やめたわけではありません。)塾を変えて大学1年2年の時とは違う塾に講師としてアルバイトをしています。
お金が欲しくなくなったと言うと嘘にはなりますが、「大学生活において何が大事か」を考えた結果が今のバイト頻度です。
アルバイトをするに当たって、ただ単に「お金が欲しいから」と安易にバイトに尽くすのは少しもったいないなという考えを私はもっています。
アルバイトをやめた後に「あ、このバイトは自分の糧になった」という気持ちを持てるようなアルバイトを経験して、お金はあくまで副産物として受け取れる人はアルバイトでとても成長するんだろうなと私は思います。
以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました!