リューです!
小学校から高校まで、学校とは別に「勉強をする環境」として時間の一部を塾で過ごしている生徒はきっと多いことでしょう。
一昔前まで塾のイメージは「集団塾」でしたが、テレビCMでは「講師と生徒 マンツーマンの個別対応」を売りにしている塾が多くなってきました!
塾に通う人たちが同じレベルというのはあり得ないので、個々のレベルに合った指導を受けられるというメリットが
マンツーマンの学習塾にはありますね!
ただ、生徒のレベルが様々であるように、塾側にもそれぞれの「カラー」があります。
Contents
生徒と同じように、学習塾にも「指導レベルのばらつき」が存在する
「科目の指導者」は教育免許をもっている

学校では教員免許という免許を保持している先生に指導を受けますよね!
友人にも教育学部の人がいますが、講義の一つに「教育論」というのがあって
眠気との戦いを強いられる講義を頑張っているそうです!(教育学部の友達より)
そんな風にして「教育」に関する学を深めた人がいつか教員免許を取得し、
そのうちの多くの人が教鞭をとることとなります。
また、やっぱり教師は基本的に教え方が上手です!
「相手が理解できていない部分」を素早く察知し、分かりやすく説明してくれます!
「先生」という立場にある以上、教え方が上手くないと生徒は慕ってこないと思います!
だから先生は「教え方」について日々悩み改良していくべき職人であると考えています。
「免許」=「外部から認められたライセンス」
あなたは「免許」というキーワードにどのようなイメージをもっていますか?
一番身近な免許は運転免許かもしれませんね!
運転免許は「あなたは特定種類の車両を十分安全に運転できる【能力を保持していること】を認めます!なので車両を運転してもいいですよ~!」と許可してもらった証なんですね。
教育免許は、それの「教育版」
科目の知識はもちろん、生徒への接し方、教育現場での立ち振る舞いなどが、都道府県が定めた一定の基準を満たしている場合に発行される免許です。
普段何気なく学校で接する教師は、実はすごい努力を重ねて教師としてのポジションを保っているんですね。
多くの学習塾では、塾講師に免許が必要ではない
話は変わって塾です。
大学生になってアルバイトを探すようになってから知ったことが一つあります。
それは「大学生が教える側として活動できる塾がある」ということです!
いえ、できるというより、できてしまっているといった方がいいかもしれません!
もっと突き詰めるとと、その大学生の学部は問いません。教育学部でなくてもなんら問題はありません。
必要な能力は
「教科に対する知識がある」
ただこれだけ…
学習塾で塾講師をしている人の多くは教育免許をもっていません!
つまり塾側からチョロチョロっと審査されて合格と言われれば塾講師になれるんです。
マンツーマン制度の塾では、基本的に塾講師不足→誰これ構わず採用する!
塾でバイトしていた私が言うのもなんですが、塾側からすれば大学生は「駒」に過ぎません!
多くの学習塾では駒不足なので、アルバイト希望の大学生から応募があれば大体採用します。
採用試験の筆記試験、面接は大体形式的なものです
私の友達は中学数学20点くらいで採用されました。
教員免許を持っていない大学生に学校の勉強を教えられる。
すこ~し不安ですよね…!
塾講師の熱意は千差万別
学校の先生にも評判があるように
塾講師にも評判があり、生徒への熱意がある先生・ない先生というのはハッキリしています。
どちらの先生も同じ分だけ働けば同じお金がもらえるんです…しょうがないですけど、なんか悲しいですよね。
大学生にわざわざ教えてもらうために高い受講料払って、塾まで通う時間費やしていく必要はあるのでしょうか?
学校で教師に十分教えてもらえる立場にある小中高生なのに…
学習塾に通っているから安心!って思っているのは保護者の方?

学習塾の必要性を考えていただきたいのは子供ではなく、保護者の方だと思っています!
なぜなら、
高いお金を払っておられるのは99.9%保護者の方だからです。
塾に絶対的信頼を掛けている親は多い
「うちの子の成績をどうにかしてください!」
「ここに通っていれば受験は安心していいんですよね?」
塾長との面談でよく出ていた保護者側のセリフです。
相反して子供の方は下の方を向いたままです。
見過ごせない温度差を感じます。
「塾に通っていれば大丈夫!」安心という心理をついて学習塾業界は繁栄をしてきたのかもしれません。
本気で子供の成績を上げようとするためには
やはり「本人の情熱」というのは無視してはいけないのかと思います。
本人の情熱がまだ勉強に向いていないのに、塾信仰の方たちに無理やり塾に入れられた生徒は事実たくさんいると思います。
しかもどこにでもいるような大学生が塾講師になっている塾にです。
そんな生徒を私はたくさん見てきて、いつもどうしたものかと考えています。
超大手の進学塾ではそうそうないと思いますが、特にフランチャイズの塾は駒が欲しいので大学生講師は多いです。
もちろん子供の方が塾に通いたいという強い気持ちがあるのならば、
どこの塾に行っても勉強する環境に身を置けることは本当だと思うので、どんどん成績も伸びると思いますし、
それは決して無駄にはならないと思います!
だからこれから塾に通おうとする人たちには一度考えてもらいたいです!
その塾の質はどうなのか?
そもそも塾は必要か?
その塾を求めているのは本当に「子供」側か?
時間は有限、お金も決して無限ではない。
よく考えて自分が、あるいは我が子が伸びる方に費やしていきたいものですよね。

本人のやる気があるなら、「通信教材」という手もある

もし小学生・中学生・高校生本人に「学力を本気であげたい」という気持ちが本当にあるならば、
通信教材という方法を提案したいです!
何といっても通信教材は、塾に通うよりもコストが掛からないです!
必要な条件として
- 本人に「通信教材を使い倒す」という意志がちゃんとあること
- 一人で自然と勉強机に向かっていけること
この2点です。
1つ目はに関して、通信教材を取り寄せたはいいけど触れなければ全く無意味なものなってしまいます…
「ちゃんとやりなさいよ!」と注意を促せるのが親しかいないため、本人のやる気がなければ簡単に教材は溜まる一方。
ただ「溜まる = 悪いこと」とはならないと私は思っています!
2つ目に関しては、通信教材の解答・解説は非常に分かりやすいものになっているので、解説が分からず躓くという場面はそんなにないのではないかと思います。
まとめ:本人のやる気が一番大事
何はともあれ、
塾にしても通信教材にしても「本人のやる気」次第で効果があるかないかは決まってしまうということです。
最後までお読みいただきありがとうございました!