毎年の1月、およそ全国で50万人強の大学志望者がセンター試験を受験しますね。
私の時は55万人だったと記憶しております。
国公立志願者・私立センター利用者にとって、第一関門となるセンター試験。
この記事を書いているのは1月4日なので、受験生は今まさにセンター対策をされているところだと思います。
今回は、人生を左右するといっても決して過言ではセンター試験に注目してみたいと思います。
さて、今回の記事は正直、今受験生の方にとっては当然すぎることがバーッと書かれることになるかもしれませんが、ご了承ください…
特に難関国公立志望者は「何言ってんだこいつ」みたいな感想をお持ちになるかもしれません。
でも絶対役に立たない記事かというと、それは人それぞれかなと思います。
おそらくですが、今現在からセンターまで1年ほどある高校2年生さんあたりにはセンター試験のアレコレが分かるかな??
Contents
センター試験の難易度とは如何ほどか…
センター試験センター試験といいますが、国公立大学を志望している人にとっては、
問題のレベルはそんなに高くないです。
900点中600点くらいとれば、どこそかの国公立には行けると考えると、大体3問中2問は正解する計算。
ただ1問あたりの配点も差がありますので何とも言えませんが、普段の校外模試・実力考査など比べると易しい問題がメインとなります。
難関国公立志望者にとってはスラスラ解けて当然な問題ばかりかと思います。
事実、理系の人は「時間無制限」であれば、センター数学は満点をとってほしいレベルです。
逆にそれくらいのことが問題に出ているので、基礎の基礎からたくさん問題が出てきている、という事にもなります。
もちろん応用もありますが指折りで数えられるくらい。
センター試験最大の敵は○○であると考えている
それではセンター試験って思っている以上に点が取れるんじゃないの?
900点中700点とか超えるんちゃう?って感じる人もいるかもしれません。
がしかし!今センター対策をされている方、もしくは受験生でなくともこれまでにセンター形式模試を受けた方は分かるかもしれませんが、
センター一番の敵は難易度ではありません。(人による)
一番難しいと思うポイントは「制限時間」
「センター試験の最大の難関は制限時間にある」と私は考えています。
先ほど数学の例えをしましたが、実際は数1Aで60分間、数2B で60分間という制限時間が設けられてあります。
まあテストに制限時間は必ずあるので想像はつくかと思いますが。
この制限時間がかなりシビアに効いてくるわけです。
決して制限時間は長くなくて、むしろ短いだろ!って感じる人が多いはず。
まあ特に数学なのですが…
ノンストップで頭を働かせないと、全問考えれていないけどタイムアップしてしまった。
ということになりかねません。
この「タイムプレッシャー」が私は一番苦手でした。
結論:センター試験は全体的に基礎レベル(応用もある)だが、なんせ時間が足りない
結論はこの見出しにある通りです。
じゃあ対策はどうすればって話。私なりの対策を述べてみます。他にあれば教えてくださいなんですが。
・センター問題の形式に慣れる(特に今の受験生)
・教科書レベルの基礎は疎かにしてはいけない(特に高1年2年)
・家でセンター模試を受けるなら、制限時間を5分~10分減らしてタイマーを設定(超オススメ!)
受験生はひたすらひたすらセンター模試を解くべきだと思います。
問題は有名進学なんとか社が出版している予想問題でバッチリかと思います。
今でも自分で本屋に行って、河合塾と駿台のセンター予想問題を買いに行ったのを覚えています。
そして解く。問題の構造を頭に入れておく。(数学…大問はいくつで大問何番がどの分野に当てはまるか、英語…大問1、2はどんな問題で、大問が後ろになるほどどんな問題が出てくるか)
そして3つ目の•がオススメなのですが、どういうことかと言いますと、
数学は60分制限のところを55分制限で解き切るのです。
自分の力に合わせて設定すればいいと思うのですが、どうして減らすかというと
「どうせ本番は緊張していてスタートで頭が働かない可能性が高い」からです。
本番焦って時間が無くなる、あるいは予定していた時間よりも問題を解くスピードが遅くなることを想定して、
規定時間より短い時間で解き切る練習をしておくと「これくらいで解けるんだ」という自信も持てると思います。
もし本番で早く解ききっても見直しに充てればいい訳で、ノープロブレムです。
そして最後に受験生でない高校生へ
来年再来年はあなたたちの番です。
もしかしたらセンター試験を受けない人もいるかもしれませんが、「今」を疎かにしないことが
ゆくゆくは自分自身のために繋がります。
受験シーズンだけ頑張れば大丈夫、なんて都合のいい話が実現するのは全体のほんの一部です。
だいたい受験シーズンに入って結局楽な方へ流れる=志望学校のレベルを下げてしまうのがオチです。
このことを忘れずに勉強なり部活なり日々の生活を大切にしてください。
なんか話が逸れちゃった気がしなくもないのですが、参考にしていただけたら嬉しいな~!